ぼくの観測の範囲で、155.17まで。
1990年4月2日の160.35がいよいよ視野に入ってきた。
そこまで行くのにどれくらいの期間が必要になるかは神のみぞ知るだが、年末年始に「アメリカは利下げ、日本はゼロ金利解除が見込まれるのでドル安・円高」などとしたり顔でのたもうてたエコノミストだのストラテジストだのは、みんな揃って土下座して謝罪して欲しい。
予想がハズレたこと責めているのではない。
為替の予想なんて、当たることもあればハズれることもある。
だけど、「アメリカは利下げ、日本はゼロ金利解除」みたいな完全にマーケットが織り込んでいる材料で相場が動くなんてことは、まずない。
ましてや、アメリカが6回も7回も利下げするというような根拠も何もない見通しは、むしろハズれてあたりまえ。
仮にそのとおりになっていたとしても織り込み済みの材料が、なくなってしまったんだから反対に動くに決まってる。
くりかえすけど、為替の予想なんて、当たることもあればハズれることもある。
ぼくだって、ハズしまくってる。
だけど今回ばかりは、ハズれるべくしてハズしてる。
十字切って悔い改めて欲しい。